薪ストーブを頂いたのです。
ところが煙突のサイズがこれまでのものより大きいものだから、どうしたものかとしばらく思案してました。
アダプターも市販されているのですが、6000円くらいしてびっくり。(太い煙突に総とっかえするのもそれなりにお金が出ていく。いずれはそうしてもいいが、段々レベルを上げるのが私の好み。宝の山にパラシュートで降りちゃったらつまんないよね。)
『じゃ、自分で作ってみよう』
今回はそのアダプターの自作のお話です。
大きい方(ストーブの排出口)に巻きつけます。上を絞って、ひもクランプで押さえています。木工の道具も活用。

細い方(これまでの煙突)をかぶせてみる。まあこんなところでしょう。現物あわせですよ、こういう時は。

墨を取り、折り代を残して切ります。

とりあえず直角に叩いて

折り返します。

両方折り返したところ。

合体。この後さらに叩いたのでもう一段密着した。

テーパ―状の煙突の完成。途中の墨が残ってます。

このようなトタン板加工のやり方は、小学生のころおばあちゃんの家にあった日曜大工の本に書いてあったもの。図などもぼんやりと思いだせる。今も覚えていてこうして役に立つのだから、子供の記憶はすごい。
ちなみにおばあちゃんはベッドを手作りしたり、テレビのブラウン管部分を廃棄してその部分に棚を作ったりしていた。日曜大工としては相当な腕前。
私がこうして家具なぞ作って生計を立てているのは、おばあちゃんの影響なのだろう。