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ちぎりによる接合

我が工房唯一の定番に ”笠木チェア ”がありますが、今回から制作方法に触れていきます。
 


笠木チェアの笠木とは背もたれの上の部分です。上からかぶさるようなタイプのものを笠木と言います。(実は自信なし)

ともかく、この笠木はひとつながりの材料を一度切断して角度をつけてつなぎなおしています。
その接合は”ちぎり ”と呼ばれる蝶々型のパーツでおこなってます。
ちぎりは表面部分だけではなく、内部まで貫通しています。

Image3032.jpg
このようなごっつい角材です。

Image3052.jpg
万力で作業台に固定します。


Image304.jpg
ごちゃごちゃ注意書きがありますが、まあ気にしない。
左側の部材に沿って2本の台形の溝を掘ります。
下が広い台形の溝を日本では ”アリみぞ” 、西洋ではDOVETAIL ”鳩のしっぽ=鳩尾(しび)”といいます。


Image306.jpg
使用するのは3つ。左のマキタのトリマーには自作のベースプレートを取り付けています。
これは右のトリマーの直径と同じになっています。右のトリマーにはアリ型のビット(刃物)がついています。
下の板材(②と書いてあるやつ)は右側の溝を掘る際にあてがって使います。


Image3072.jpg
左のベースには仕掛けがあり、2枚になっていて、


Image3082.jpg
はずすと厚みが変わるようになっています。
これは一回で12ミリの下穴(下溝か?)をあけるのは、ビットに負担が大きいのでこのような仕組みにしています。取り外せるベースのほうが小さいのがミソです。


Image3092.jpg

水色のトリマーで浅く掘り、板を当てて右も堀り、ベースをはずし深く掘り、板を当てて右も堀り、黒のトリマーで台形の溝を掘り、板を当てて右も掘ります(写真はこの工程)。計6回、反対側もありますから都合12回です。


Image310.jpg
完成。

この工程はしっかりと確認しながら進めていけば、誰にでも出来ます。
英語でFool Proof と言うみたいですね。
『 お馬鹿保障 』 ですかね。
名人芸よりもこっちの方が ”エライ” のです。

ちぎりのオス型の方はまた明日です。


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