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アメリカの今、日本の未来

昨日のブログでは、派遣制度見直しで労働者にとって、より働きづらくなるのではということを書きました。

これも年末年始にかけて読んだ本です。
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『貧困大国アメリカ』(返却したので写真はないです)
『貧困大国アメリカⅡ』
『(株)貧困大国アメリカ』


恐るべき本です。
皆さんはアメリカがどういう国だと思っていますか?
活力あふれる豊かな国…というのが一般的な認識だと思います。

盲腸の手術、入院1日で243万円…信じられますか?
出産では65~115万円(2日間入院)。 高すぎる費用に日帰り出産する人が多いという。
大病を患うと会社の保険料負担が増えるのを嫌い、首になるケースもある。(そのように保険会社が圧力をかける)

値上がりする授業料で苦しむ学生。1995年と2005年とでは公立大学の学費は59%上昇。学生の味方のはずの学資ローンは延滞が利かず、一切の免除が適用されず9カ月を過ぎると自動的に債務不履行とみなされ法的手続きが取られるという。しかも自己破産が許されない。借金を背負い卒業しても低賃金サービス職ばかり。


刑務所までが労働市場に組み込まれた。
連邦刑務所の製品の全米市場のシェアは
組み立て器具 98%
防具     46%(防弾チョッキなど)
組み立て家具 36% となっている。時給$2の労働者は企業にとって魅力的だろう。

刑務所内で時給は40セントだが、部屋代(!)と医療費で毎日$2も引かれる。出所した時は借金を抱えている。貧困から犯罪に走った者が刑務所内でさらに借金を背負う。前科もあり借金も抱えているのでは社会復帰は難しい。刑務所は『犯罪防止』や『更正の場所』ではなくなった。

リーマンショックの引き金になったサブプライムローンは日本では『貧しい人が無茶な借金をして持ち家を手に入れた』と思われているが、実際は『返済できないのがわかっている貧困層に借金をさせ、住宅を担保とした』

切り売りされる公共サービス
貧困と結びついた肥満
貧しい層を狙いあの手この手でリクルートする軍
老後の生活を破壊された高齢者

1%のお金持ちの資産はさらに拡大し、99%は貧困層に落ちていく。

規制緩和により企業が合併吸収を繰り返し、巨大企業になり寡占、独占が常態化した。力を持った企業はマスコミ、政府を ”買って” いった。詐欺まがいの搾取を合法的にすることが可能になった。
巨大企業=多国籍企業はただ自身の利益のみで行動する。もはや政府は取り込まれた。


これはアメリカの話ですが、10年先と言わず日本も同じ道をたどるかもしれない。その可能性は高い。
安倍晋三は 『日本を世界一企業が活動しやすい国にする』 と発言している。


活字を読みたくなという方には漫画版もあります。子供達にも読んでほしい。
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