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読書3冊

『オスカー・ワオの短くもすさまじい人生』
ドミニカのオタク青年ワオとその姉、その母の人生をさらっていくと、独裁者トルヒーヨに翻弄されたドミニカの人々の暮らしが浮かび上がるという仕掛け。

ピュリツァー賞、全米批評家協会賞をダブル受賞、英米で100万部のベストセラーとなった傑作長篇…なのだそうです。

『独裁者とは必然的にマッチョであり、それに対抗するためにマッチョの対極にあるオタクを主人公に据えている』という翻訳者の後書きが興味深い。
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津村記久子『ポースケ』
登場人物はそれぞれ問題を抱えており、それがほんの少しの前進をみる…という現代的なお話。今は大きな物語が成立しないからね。
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津村記久子『アレグリアとは仕事できない』
これがもっとも印象に残った。使えないコピー機(複合機)が職場の人間関係までこわしていくという、ある意味ホラーなお話。読後感が何とも言えず、すかさず読み返してしまった。
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これらの本(の作者)は毎日新聞、金曜日の読書日記で取り上げられていたもの。4人の評者がいるが、西加奈子の書評がめっぽう面白い。『読みたい!読みたい!今すぐ読みたい!』と思わせる力がある。評論も文学の一分野だと再認識させられる。
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