3月11日に
森達也の著作の一節。
授業の休憩時間に質問に来た学生に
「なぜ授業中に質問しない?」
「場の空気がありますから」
質問内容は、
〈なぜ原子力神話は受け入れられたのか?日本は唯一の被曝国でアレルギーがあった。資源のない国だと言うが、ウランは輸入しなければならない。国土は狭く地震は多発している。コストもトータルでは安くない。なのになぜ原子力神話は形成されたのでしょうか〉
というものであった。
森はこう返す。
「授業中に質問しないからだよ。
日本人は場の空気に合わせようとする。何かおかしくても誰も声にしない。だから、こんな事態になった」
考えさせられました。
森は学生を責めたのではない。安全神話が作られた時代に生まれていなかった学生に謝る。
授業の休憩時間に質問に来た学生に
「なぜ授業中に質問しない?」
「場の空気がありますから」
質問内容は、
〈なぜ原子力神話は受け入れられたのか?日本は唯一の被曝国でアレルギーがあった。資源のない国だと言うが、ウランは輸入しなければならない。国土は狭く地震は多発している。コストもトータルでは安くない。なのになぜ原子力神話は形成されたのでしょうか〉
というものであった。
森はこう返す。
「授業中に質問しないからだよ。
日本人は場の空気に合わせようとする。何かおかしくても誰も声にしない。だから、こんな事態になった」
考えさせられました。
森は学生を責めたのではない。安全神話が作られた時代に生まれていなかった学生に謝る。